船舶工学特別コースでは,船舶工学講座(今治造船寄附講座)の教員を中心として,建造量日本1位を誇る今治造船をはじめとする地元企業と連携し,優秀な造船技術者の養成,地元企業技術者の再教育を通じて,将来,これらの企業で中心的な役割を担える人材の養成を目指します。また,造船技術に関する研究・開発を通じて,地元関連企業の技術向上に貢献することを目的としています。
アドミッションポリシー
本コースでは,学部卒業生および造船関連企業の技術者を対象に,これらの企業において中心的な役割を担い,将来の技術革新にも対応できる高度技術者を育成することを目指しています。そのため,次のような資質・素養をもった人をもとめています。
- (1)
- 造船工学を学ぶために必要な基礎学力および専門知識を有する人
- (2)
- 技術者・研究者としての教養・倫理観を高め,人類の幸福や地域社会に貢献しようとする意欲のある人
- (3)
- 集団の中でリーダーシップを発揮することができるとともに,未知の課題や困難な問題に対して積極的に取り組む意欲のある人
本コースの特徴
本コースの主な特徴は次のとおりです。
産学連携教育
船舶工学関連の寄附講座を中心とした理工学研究科教員と,地元造船関連企業の連携による理論的・実務的な教育を実施します。
船舶工学に関する広範な知識の習得
船舶工学に関する技術者として必須となる造船に関する知識・技術の習得のみならず,将来の技術展開の基礎となる知識の習得を目指します。
インターンシップによる充実した実学経験
3ヶ月程度のインターンシップでの実学経験による高度な実践能力の習得が可能です。
修士論文
修士論文の内容として,従来の学術的な内容に加えて,技術開発等の実務的な内容を考慮します。